2009年11月13日

マンションのトラブルについて

マンションでの暮らしの中にはトラブルはつきものです。
マンション管理士をはじめ管理組合の役員や管理業者は、どのようなトラブルがマンションには多いのかを知っておきましょう。

国土交通省の平成20年度のマンション総合調査では、特にトラブルのないマンションは全体の22.3%でした。
つまり、約8割のマンションはなにかしらトラブルを抱えていることになります。
トラブルの種類では、居住者間のマナーのトラブルが最も多く63.4%となっています。
この他には、建物の不具合(水漏れ・雨漏りなど)36.8%、費用負担(大部分が管理費などの滞納)32.0%、近隣関係18.4%、管理組合の運営12.2%、管理規約9.6%などのトラブルがあります。
管理費の滞納のあるマンションの割合は、前回調査があった平成15年度よりも平成20年度は増加しており38.5%となっています。

居住者間のマナーに関するトラブルの内容は、違法駐車・違法駐輪が52.7%、生活音37.1%、ペット飼育34.8%、共用部分の私物の放置18.7%、バルコニーの使用方法15.2%、専有部分のリフォーム5.4%などとなっています。

平成15年度よりも平成20年度の方がトラブルをマンションの管理業者およびマンション管理士に相談した割合が増えています。
逆に管理組合内もしくは当事者間で話し合った割合が減っています。
マンション管理士のニーズはこれから増えていく可能性があると言えます。







Posted by tmkun at 02:45│Comments(0)
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